GPZ900Rのカスタム4 − エンジンチューン

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GPZ900Rの場合、エンジンそのものをカスタムするエンジンチューンで一般的なのが、カムシャフト交換とボアアップ。

カムシャフトではヨシムラ(YOSHIMURA)のシェアが圧倒的に高く、ST-1と呼ばれるカムシャフトが、ボルトオンで装着できる手軽さと、ノーマルのカムシャフトより、高速域での効率化を実現していることで高い人気を誇っています。

高速域での効率化を実現しているといっても、極端に低速域でのトルクが落ち込むようなこともないですし、輸出仕様車の純正カムシャフトと比較しても価格はそれほど変わらないので、シリンダーヘッドのメンテナンスをする際などに、このカムシャフトを使ってエンジンチューンも一緒に行うと良いでしょう。

ボアアップに関して言えば、GPZ900Rのノーマルスリーブで可能なのは75mmパイ(排気量972cc)までというのが定説なので、GPZ900Rの”味”でもある特有のシリンダー外観をそのままの状態でボアアップするのであれば、ワイセコ(WISECO)のピストンを組み合わせるのが良いと思います。

ただ、ボアアップに関しては、できればおススメしたいのがクランクケースを割ってのオーバーホールも同時に行うこと。前述の例で言えば、972ccへの排気量アップでコンロッドやクランクに掛かる負担も当然大きくなりますから、そういったパーツも対応品に換えることが、チューン後のエンジンバランスを保つことに繋がるからです。

そして、それと同時にラジエターやオイルクーラーといった冷却系装置も対応品に換えることを忘れないようにしたいですね。ノーマルエンジンでさえ、熱対策を講じなければならないほど発熱量が多いGPZ900Rですから、この部分は当然といえば当然と言えるかも知れませんが、カウル装着の可不可の問題が生じて外観に与える影響が大きいので、慎重に選ぶようにしたいものです。
posted by A7 | GPZ900Rのカスタム
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