GPZ900Rのカスタムと言えば、やはりスーパーバイク仕様に準じたスタイルが定番となっていますよね。ここまで、この定番のカスタムが浸透しているバイクは、GPZ900Rの他には見られません。
ただその分、オーナーの個性や好みを表現することがより重要なポイントとなってくるわけですが、そうかといって、手っ取り早く個性を出そうとするあまり、とっつきやすい部分のカスタムだけをしてしまうのは禁物。
なにせ基本設計は20年以上前のバイクですから、上手にカスタムをしていかないとトータルバランスがくずれやすいという面があって、せっかくのカスタムも無意味になってしまいます。
たとえばA9以前のGPZ900Rでは、ワンウェイクラッチのハウジングが破損するといったことがままありますが、ここにトラブルを抱えているのに、吸排気系のカスタムをしても意味がありません。
こういった場合は、エンジンのオーバーホールをするのが先決で、それを兼ねてカスタムを行うといった計画を、事前に十分に検討した上で立てることが大切です。
ですから先ずは、ご自分のGPZ900Rのコンディションをしっかりと見極めるところから始めましょう。これから中古車を購入してカスタムをしようと考えていらっしゃる方なら、なおさらのこと、ベースとなるモデルのコンディションは重要になってきます。
カスタムはあくまで、ノーマル状態のコンディションが良好である場合に有効であるということを、基本としてしっかりおさえておきましょう。
